日本植物園株式会社の街路樹管理

日本植物園株式会社の街路樹管理

 

街路樹は、まちなみに季節感やうるおいと安らぎをもたらす空間であり、以下のような様々な役割を担っています。

 

・夏季には周辺の温度の上昇を緩和し、冬季には放射冷却を緩和する効果があります。

・大気中の二酸化炭素や二酸化窒素などを吸収し、大気汚染の緩和に効果があります。

・車道と歩道を分離することにより、車のヘッドライトを遮光したり、歩行者の乱横断を防止するなど交通事故から守ります。

・火災の延焼や家屋の倒壊を防ぐなど防災に役立ちます。

・通行車両に伴う騒音の遮音効果に役立ちます。

・市街地の景観を快適にします。

 

このような役割を持つ街路樹ですが、成長に伴って枝が張り出し、信号機や道路標識の視認性が低下したり、枝が垂れ下がるなどによる道路交通に支障をきたすことがあるため、弊社では適正な管理に努めています。

 

主な管理

・剪定

並木としての景観を整え、樹木全体に日照や通風を確保して健全な育成を図るとともに、信号機や道路標識を見やすくするため樹種に応じて定期的に剪定を行っております。

 

・樹木の更新

幹の腐朽により倒木の危険がある樹木や信号機などの確認に支障となる樹木は、安全のため、伐採等更新を行っております。

 

・道路舗装面の補修

樹木が育つと、地表に近い部分の根が太くなり、道路の舗装面や植樹帯の縁石などを持ち上げることがあるため、必要に応じて舗装等の修繕を行っております。

 

・落ち葉の対応

秋から初冬には、ケヤキ、サクラ、イチョウなど紅葉し、四季を感じさせる景色になりますが、落ち葉が大量に落ち近隣の皆様にご迷惑をおかけすることのないように、適宜清掃を行っております。

 

 

作業前

 

 

作業後